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オメガ 鮮やかでつけやすい新しいコンステレーション マスター クロノメーター」41mm

先週マイアミでオメガが発表したものを詳しく見ていくと、印象的なほど過剰に設計されたダイバーズウォッチやゴールドのスピードマスターだけではないことがわかる(不満があるわけではない)。オメガは、アクアテラシリーズにふたつの新シリーズを加えた。アクアテラはブランドのジェネラリストスポーツウォッチをややシンプルする一方、新しいカラフルなダイヤルを幅広く活用することで独特の魅力を表現している。

先週、ローガンがこれらの新モデルを素敵に紹介してくれたように、僕もいくつかの色を加えられればと思う。物事を少し簡単にするために、ここでオメガが提供したサイズと色の名前(いい名前だ)を以下に挙げよう。

2022新作 オメガ「コンステレーション マスター クロノメーター」41mm 131.63.41.21.01.001

コンステレーション マスター クロノメーター 131.63.41.21.01.001
Ref:131.63.41.21.01.001
Ref:131.63.41.21.03.001
Ref:131.33.41.21.06.001
ケース径:41.0mm
ケース厚:13.5mm
ケース素材:18Kイエローゴールド
防水性:50m
ストラップ:ラバーライニングを施したブラックアリゲーター
ムーブメント:自動巻き、Cal.8900/8901、毎時25,200振動、60時間パワーリザーブ、39石
仕様:時・分・秒表示、6時位置に日付窓、COSC認定クロノメーター、スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスタークロノメーター取得、15,000ガウスの超耐磁性能、セラゴールド™技術でローマ数字をあしらったブラックセラミック製ベゼル、サンブラッシュ仕上げのブラックダイアル、シースルーケースバック、5年間の国際保証

さっそくスペックを見てみようか。どちらのサイズも6時位置に日付があり、オメガの自動巻きコーアクシャル マスター クロノメーター Cal.8800を使用している。このキャリバーはMETAS認定を受けており、2万5200振動/時(3.5Hz)で作動し、55時間のパワーリザーブを備えている。どちらのサイズも150m防水で、ケースの裏表にサファイアクリスタルを使用し、マッチしたスティールブレスレットが装着されている。

このふたつの新シリーズのうち、38mmは僕たちがすでに知っているアクアテラに最も近いモデルだ。どちらのサイズもアクアテラの特徴であるチークパネルダイヤル装飾はないが、38mmにはアクアテラの大型モデルに共通するロジウムメッキのポイントマーカーが採用されている。オメガが38mmのアクアテラを作るのはこれが初めてではないが、これは美的感覚についての新たな“less is more(秘すれば花)”という考え方であり、その結果、主役はダイヤルのカラーリングになっている。

過去のモデルや現行の41mm、38mm、34mmに見られるチークパネルダイヤル装飾に慣れていると、より繊細でストレートな印象と感じるモデル(ブルー、グリーン、サンドストーン)もある。一方、テラコッタ、ラベンダー、サフランなどの鮮やかなカラーは、アクアテラの新しい魅力を感じさせてくれるだろう。

実際に手にしてみると、40mm以下のSSウォッチが好きな人なら2022年の新作アクアテラの装着感に不満を感じることはないだろう。ケースは手首にフィットする薄さだが、スポーティさを感じるには十分な大きさがあり、150m防水の意図するところをサポートしている。新デザインのブレスレットとの組み合わせは親しみやすくカジュアルで、とても身につけやすいものだ。

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